【写真うつりが悪い理由】

 

写真うつりが悪い。

鏡で見る自分と違うようにうつる。

とにかくブス。

コンプレックスが目立つ。

自分の写真を見ると、がっかりする。


そんなことで、悩んでいました。


そして、そんなことで悩む女性たちを、たくさんみてきました。

ちゃんと数えてないけど、1000人は超えるのではないでしょうか。


わたしは自分の写真うつりの悪さを、改善したいと思いました。

だから、そういうワークショップに行ったり、

モデル体験をしたり、写真にうつる回数を増やしていきました。


わたしはまだ、カメラマンという仕事で必要なところがあったから

こうして研究したり勉強するきっかけがあったけど

普通に暮らしている方にとっては

写真うつりが悪いからといって

改善しようと何かすることって、ないですよね。

いきていく上で、なくてはならないものではないし。


写真うつりについて、自分で研究を重ねるにつれて

疑問が湧いてきました。


”練習もしていないのに、写真にきれいにうつれない💢って、なんで思えたんだろう?”


”そもそも、「写真にもっときれいにうつれるはず」という謎の期待は一体どこからきてるんだろう?”



写真にうつるお稽古」が生まれたきっかけでもあるのですが

わたしたちは、圧倒的に撮られ慣れていない。

写真に撮られる、という経験がとても少ない。

スマホやらデジカメやプリクラで

写真にうつる機会は増えてはいますが

写真嫌いな人は、まず撮られようと思わないので

ますます撮られる機会がない。

特に、カメラマンに撮られることって、成人式か、結婚式か、家族写真くらいしかない。


お花でも、書道でも、スポーツでも、勉強でも

練習って、しますよね。

不思議なことに、なぜかわたしは、「写真」に関しては、

そんな練習なんて必要ないと思っていたんです。

なのになぜか、ブスにうつるだの、コンプレックスが目立つだの、カメラマンが悪いだの

写真を嫌って、わるものにしていました。笑


写真嫌いな方に話を聞くと、

「写真にうつる」ことに関して練習したことのある方は、やっぱりほとんどいません。

ほぼゼロだったと思います。

そうこうしているうちに

どんどん写真が嫌いになって、練習する機会もなくなって、

集合写真なんかで、おブスにうつる自分を見て、どんどん自信をなくして・・・。

悪循環に陥るのです。



写真うつりが悪い理由。

色々ありますが、

「撮られ慣れていない」というのは

とても大きな原因だと思います。


NYでモデル体験した時も

現地で活動するモデルさんにウォーキングやポージングを習いましたが

毎日練習するそうです。

だから、プロのモデルさんはかっこいい。

自分を知っているから。


メイクスクールで

芸能界で活躍していた先生からも聞きました。

とある日本のモデルさんは、毎日鏡に向かってポージングの練習をしているんだ、と。


わたしたち素人が、

プロのモデルさんより、きっと造形的にも劣るのに

どうして練習もしていないのに、写真に上手に、きれいにうつれるのでしょうか。

そんなことを、思わずにいられなくなりました。


写真というのは、自分を客観的に見れる、とても優れたツールです。


ひとつひとつ、練習や回数を重ねるごとに

できることがきっと増えていく。

自分をもっとよく知ることができる。


写真撮影は、舞台で演じるのとよく似ていると思います。

写真の中で、わたしたちはどんな人間にもなれる。

その楽しさを知ってしまったから

わたしは今こうして、

「写真うつり」についてまとめようとしています。


まず、勝手に諦めない。

自分の「あたりまえ」を疑う。


そこから見えてくるものを一つずつ

紹介していければなと思います。



ちなみにこのサイトの大前提として

写真うつりをよくするためのものというよりは

写真にうつる楽しさを体験してもらうために書いています。

よろしくお願いします



写真うつりの教科書

コンプレックス過多、写真にうつるのが大嫌いな女性カメラマンによる、過去5年に渡る「写真にうつる」ことへの研究のまとめサイト。 写真のうつり方、心構え、ポイント、女性を美しく撮る方法などを書いていきます。

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